ミニクーパーのキー電池交換の手順と電池の型番|世代別の違い

テーブルに置かれた車のキーとボタン型電池のイメージ

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ドアに近づいてもロックが反応しにくい。メーターまわりに「キーの電池」の表示が出た。そんな時、まず気になるのが電池交換ですよね。

結論から言うと、ミニクーパーのキー電池は世代で交換のしかたが違います。F56・F55世代は自分で替えやすく、R56世代は作りが特殊です。

ここでは、自分の車がどの世代かの見分け方から、電池の型番の確かめ方、交換の手順までお話しします。

目次

自分のミニクーパーのキーはどのタイプ?

キーの電池交換は、まず「どの世代のキーか」で話が変わります。ミニクーパーは2002年から日本で売られていて、キーの形も世代ごとに違うんです。

先に結論

電池を買いに行く前に、車検証の年式とキーの形で世代を確かめておきましょう。世代が分かれば、交換できるかどうかと、電池の種類の見当がつきます。

世代ごとのキーの違いをまとめるとこうなります。

世代(開発コード)日本での主な時期キーの使い方電池交換のしやすさ
初代 R50・R532002年〜差し込んで回す鍵+リモコン本体を開けて交換する
2代目 R562007年〜2014年丸いキーをスロットに差し込む自分で替える作りではないとされる
3代目 F56・F552014年〜持っているだけで始動できるタイプが多い裏ぶたを外して交換しやすい
4代目 F66・F65・J01(現行)2024年3月1日〜コンフォート・アクセス(全車標準)、デジタル・キーも使える取扱説明書で手順を確認

時期は歴代のメディア情報、現行の装備は公式価格表の「全車共通標準装備」によります。

ミニクーパーの世代ごとにキー電池交換のしやすさを比べた図解

『うちのは何世代だろう』と迷ったら、ダッシュボードの中央を見てみてください。大きな丸いメーターが真ん中にあるのがR56以前、丸いディスプレイがあってエンジンボタンが別にあるのがF56以降、という見方がしやすいです。

見分けに自信がない時は、ミニクーパーの歴代モデル一覧で年式と型式から確かめられます。

電池の型番はどうやって確かめる?

『型番さえ分かれば、コンビニで買って済ませたい』という方も多いはずです。ただ、キーの電池はネットの情報だけで決めないほうが安心です。

よく言われるのは、F56・F55世代のキーにはボタン型のリチウム電池「CR2032」が入っているという話です。ただし、年式やキーの仕様で違う場合もあります。

型番を確かめる順番
  • キーの裏ぶたを開けて、入っている電池の表面の刻印を読む
  • 取扱説明書の「キー」「電池交換」のページを見る
  • 分からなければMINI正規ディーラーにキーを見せて聞く

いちばん確実なのは、今入っている電池の刻印を見ることです。電池の表に「CR」で始まる英数字が書いてあるので、それと同じものを買えば間違いません。

現行の第4世代(F66・F65・J01)は発売からまだ日が浅く、型番の情報が出回り始めた段階です。取扱説明書で確かめてから買いに行きましょう。

型番が似た電池に注意

CR2032とCR2025のように、数字が近い電池は直径が同じでも厚さが違います。薄い電池を入れると接触が悪くなり、反応が不安定になることも。

F56・F55世代のキー電池交換の手順

F56・F55世代のキーは、自分でも替えやすい作りです。工具はほとんど要りません。

F56・F55世代の交換手順(一般的な流れ)
  1. キーに収まっている非常用の金属キーを引き抜く
  2. 金属キーが入っていたすき間から、裏ぶたを外す
  3. 中の電池の向き(プラスの面がどちらか)を見ておく
  4. 古い電池を取り出し、同じ型番の新しい電池を同じ向きで入れる
  5. 裏ぶたをはめ、金属キーを戻す
  6. 車に近づいてロック・解除が反応するか確かめる
ミニクーパーのキー電池交換の流れを示した図解

ふたを外す時は、マイナスドライバーで力まかせにこじらないほうがいいです。爪が折れたり、キーに傷が付いたりすることがあります。

例えばこんな場面です。

「ふたが固くて開かないんだけど」
「金属キーを抜いたところに、ふたを外すための隙間があるはずだよ」

うまく開かない時は、無理をせずMINI正規ディーラーに持ち込んでしまうのも手です。電池交換だけなら、待ち時間で済むことが多いですよ。

電池はどれくらいもつ?交換の目安は

キーの電池がどれくらいもつかは、使い方でかなり変わります。車の近くにキーを置きっぱなしにする家だと、キーが車と通信し続けて減りが早くなることも。

『まだ反応するから大丈夫』と思いがちですよね。ただ、反応する距離が短くなってきたら、それが交換のサインです。

交換を考えたいサイン
  • ドアの解除に、前より近づかないと反応しない
  • ボタンを何度か押さないと反応しない
  • 車の画面やメーターにキーの電池の表示が出た
  • 寒い朝だけ反応が鈍い

ボタン型の電池は数百円から買えるので、予備を1つ家に置いておくと安心です。買い置きする時も、型番は今入っている電池とそろえておきましょう。

R56世代のキーは自分で替えられる?

R56世代のキーは、丸い形のキーをダッシュボードのスロットに差し込んで使う方式です。ここがF56以降と大きく違うところなんです。

よく言われるのは、R56のキーには走行中に充電される電池が入っていて、ユーザーが気軽に開けて替える作りではない、という話です。分解すると防水や接触の面で不安が残ります。

正規ディーラー・専門店に任せる
  • キーの状態を見てもらえる
  • 電池以外の故障も同時に分かる
自分で分解する
  • ケースを割ってしまうことがある
  • 直らなかった時に、結局キー交換になることも

『リモコンだけ効かないけど、差せばエンジンはかかる』というケースもあります。この場合は電池の弱りが疑われますが、キー自体の不具合のこともあります。

R56世代は年式が古くなってきているので、キー以外の電装の不調と重なることも。世代ごとの故障の傾向はミニクーパーの故障しやすい箇所と修理費の目安で見られます。

鍵が抜けない・反応しない時に確かめること

『エンジンを切ったのに鍵が抜けない』という声は、差し込み式のキーを使う世代でときどき聞かれます。焦りますよね。

多くの場合、故障ではなく操作の順番が原因です。まずは落ち着いて次を確かめてみてください。

鍵が抜けない時のチェック
  • シフトがPに入っているか(AT・DCTの場合)
  • エンジン(イグニッション)が完全に切れているか
  • キーを奥まで一度押し込んでから引いているか
  • ハンドルが強くロックにかかっていないか

電池が弱っている時は、キーが反応しない形で出ることもあります。F56以降ならキーを車内の決められた位置にかざすと、電池が弱っていてもエンジンをかけられる仕組みがあるとされます。場所は取扱説明書に載っています。

症状よくある原因まずやること
ロック・解除の反応が遠いキー電池の弱り電池の交換
メーター・画面にキーの警告キー電池の弱り、キーの認識不良表示の内容を確かめる
鍵が抜けないシフトがP以外、イグニッションが入ったまま操作をやり直す
どのキーでも反応しない車側のバッテリー上がり車のバッテリーを点検

いちばん下の「どのキーでも反応しない」は要注意です。キーではなく、車のバッテリーが上がっている可能性があります。ミニクーパーのバッテリー上がりと交換もあわせて見ておきましょう。

表示された警告の意味はミニクーパーの警告灯・警告音の意味と対処にまとめています。

ミニクーパーは盗まれる?盗難を防ぐためにできること

『ミニクーパーは盗まれやすいって本当?』と心配する方もいます。車種ごとの盗難件数は年ごとに変わるので、ここでは決めつけずに、できる対策のお話をします。

持っているだけで鍵が開くタイプのキーは便利な反面、キーの電波を中継してドアを開ける手口(リレーアタック)が知られています。現行型は全車コンフォート・アクセスが標準なので、無関係ではありません。

今日からできる盗難対策
  1. 家の中では、キーを玄関から離れた場所に置く
  2. 電波を通さないポーチや缶にキーを入れておく
  3. 目に見えるハンドルロックを付ける
  4. スマートフォンのアプリで、車の位置や施錠の状態を見られるようにしておく
ミニクーパーの盗難対策をまとめた図解

現行型にはMINI Connectedのリモート・サービスとデジタル・キーが標準で付いています(公式価格表)。スマホから施錠の状態を確かめられるのは、心配な時に助かりますよね。

純正の盗難防止システムが付いていても、対策は重ねるほど安心です。目に見えるハンドルロックは「この車は手間がかかる」と思わせる役目もあります。

リモコンキーの設定と、キーをなくした時

リモコンキーの設定で多いのは、「ロックした時にミラーを畳む」「解除するドアを運転席だけにする」といったものです。世代によって、車の画面から変えられる項目が違います。

F56以降は、キーごとに運転席の位置や画面の設定を覚えさせられる仕組みがあるとされます。家族でキーを分けて使うなら、どのキーが誰のものかを決めておくと便利です。

キーをなくした・合鍵がほしい時

ミニクーパーのキーは車と登録して使うものです。合鍵を作る、なくしたキーを使えなくする、といった作業はMINI正規ディーラーに相談しましょう。費用は世代やキーの種類で変わるので、事前に見積もりを聞いておくのがおすすめです。

キーまわりの修理を含め、部品の交換費用の考え方はミニクーパーの修理費の目安で見られます。

これから新しいミニクーパーを考えている方は、ミニクーパーの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。

よくある質問

ミニクーパーのキーの電池は何を使いますか?

F56・F55世代はCR2032とよく言われますが、年式やキーの仕様で違うこともあります。今入っている電池の刻印か取扱説明書で確かめるのが確実です。

キーの電池が切れたらエンジンはかかりませんか?

F56以降は、キーを車内の決められた位置にかざすとエンジンをかけられる仕組みがあるとされます。場所は取扱説明書で確かめておきましょう。

R56のキー電池は自分で交換できますか?

R56のキーは充電式の電池が入っているとされ、気軽に開けて替える作りではありません。反応が悪い時はMINI正規ディーラーや専門店に相談するのが安心です。

鍵が抜けない時はどうすればいいですか?

シフトがPに入っているか、イグニッションが完全に切れているかを確かめてください。それでも抜けない時は無理に引かず、ディーラーに相談しましょう。

キーの電池交換はディーラーに頼むといくらかかりますか?

電池代と作業代で決まり、店によって変わります。電池交換だけなら大きな金額にはなりにくいので、点検や車検のついでに頼むと手間が省けます。

電池交換の後に設定はやり直しますか?

電池交換だけなら、多くの場合そのまま使えます。反応しない時は電池の向きと型番を見直し、それでもだめならディーラーで点検してもらいましょう。

まとめ

この記事の要点
  • キーの電池交換は世代で方法が違う。まず年式とキーの形で世代を確かめる
  • 電池の型番は、今入っている電池の刻印か取扱説明書で確かめる
  • F56・F55世代は金属キーを抜いて裏ぶたを外せば自分で替えやすい
  • R56世代のキーは充電式とされ、分解は避けて専門家に任せる
  • 盗難対策はキーの置き場所、電波を遮るポーチ、ハンドルロックを重ねる
MINI買いたいドットコム

MINI買いたいドットコム 編集部

MINIの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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