ミニクーパーのエンジンと性能|排気量・馬力・ターボ・最高速度

ワインディングを走る現行ミニクーパーのイメージ

当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

ミニクーパーは小さいのに速いと聞くけれど、実際のエンジンは何ccで何馬力なのか気になりますよね。グレードで中身がかなり違うので、ひとまとめにすると分かりにくくなります。

結論から言うと、現行のミニクーパーは全車ターボです。Cは1.5Lの3気筒で156PS、SとJCWは2.0Lの4気筒で204PSと231PSです。

ここでは、エンジンの数字を一覧にして、電気自動車のモーターとも比べながら、どのグレードがどんな走りなのかを見ていきます。

目次

ミニクーパーのエンジンは何cc?

まずは排気量です。現行の第4世代(3ドアF66・5ドアF65)のガソリン車は、エンジンが2種類だけです。

グレードエンジン型式種類総排気量
C SELECT/CB38A15P直列3気筒DOHCターボ1,498cc
SB48A20P直列4気筒DOHCターボ1,998cc
JCWB48A20S直列4気筒DOHCターボ1,998cc

数字は公式主要諸元の値です。3ドアと5ドアで、同じグレードなら同じエンジンが載っています。

先に結論

「ミニクーパーは何cc?」の答えは、C SELECTとCが1,498cc(約1.5L)、SとJCWが1,998cc(約2.0L)です。

『1.5Lって、国産のコンパクトカーと同じくらい?』と思った方もいますよね。排気量は近くても、ミニクーパーはターボ付きなので、出てくる力はずっと大きくなります。

3気筒と4気筒では、エンジンの回り方の感じ方も変わります。一般に4気筒のほうが振動が少なく、回転の上がり方が滑らかだと言われます。

一方で、Cは車重がSより40kg軽くなっています(3ドア同士のカタログ値)。ミニらしい軽快さを好んでCを選ぶ人もいるんです。

排気量は毎年の自動車税にも関わります。1.5L以下のCは年30,500円、2.0L以下のSとJCWは年36,000円です(2019年10月以降に新規登録した車の場合)。

税金の区分はミニクーパーの自動車税と重量税で詳しく書いています。

馬力とトルクはどれくらい?

次は、走りに直結する馬力とトルクです。こちらも公式主要諸元の値をそのまま並べます。

グレード最高出力最大トルクトランスミッション
C SELECT/C115kW(156PS)/5,000rpm230Nm/1,500-4,600rpm7速DCT
S150kW(204PS)/5,000rpm300Nm/1,450-4,500rpm7速DCT
JCW170kW(231PS)/5,000rpm380Nm/1,500-4,000rpmスポーツ7速DCT(パドル付)

注目してほしいのは、最大トルクが出る回転数です。どのグレードも1,500rpm前後から力が出ています。

これは、アクセルを少し踏んだだけで車がスッと前に出るということなんです。街中の発進や坂道で、回転を上げなくても余裕を感じやすくなります。

ミニクーパーのグレード別の馬力とトルクの比較図解

『馬力とトルク、どっちを見ればいいの?』と迷う方も多いはずです。ざっくり言うと、馬力は高速で伸びる力、トルクは踏んだ瞬間に押し出す力と考えると分かりやすいです。

普段使いの気持ちよさにはトルク、高速の追い越しやサーキットでは馬力が効いてきます。

JCWだけは、パドル・シフト付きのスポーツ7速DCTです。ハンドルから手を離さずにギアを選べるので、山道で自分のタイミングで変速したい人にはうれしい装備です。

5ドアにはSまでしか無いため、5ドアで最も力があるのは204PSのSです。5ドアのSは車重1,380kgで、3ドアのSより60kg重くなります。

ターボやツインパワーターボって何?

「ミニクーパー ターボ」「ツインターボ」で調べる方も多いですよね。現行のガソリン車は、C SELECTからJCWまですべてターボエンジンです。

ターボは、排気ガスの勢いで空気を押し込み、小さな排気量でも大きな力を出す仕組みです。ミニクーパーが1.5Lでも156PSを出せるのは、このターボのおかげです。

ツインパワーターボの名前について

BMWグループのエンジンには「ツインパワーターボ」という呼び名が使われてきました。名前から『ターボが2つ付いている』と思われがちですが、ターボが2基という意味ではないとされています。気になる方は、カタログの主要諸元で「ターボ」の記載を確かめてみてください。

公式の主要燃費向上対策には、直噴、可変バルブ・タイミング、アイドリングストップ装置、充電制御などが並んでいます。ターボだけでなく、こうした技術を組み合わせて燃費と力を両立させているわけです。

燃料は全車ハイオク(無鉛プレミアム)指定です。レギュラーを入れてよいかどうかは、ミニクーパーはハイオク?で詳しく書いています。

エンジンでグレードを選ぶ手順
  1. 高速道路や坂道をよく走るかを考える
  2. よく走るならSかJCW、街乗り中心ならCを候補にする
  3. 走りを最優先するならJCWの専用装備まで見る
  4. 試乗で発進と合流の力の出方を確かめる

一方で、ハッチバックのミニクーパーには48Vマイルドハイブリッドは載っていません。公式の価格表に記載が無いので、ここは誤解しないようにしておきましょう。

電気自動車のモーター性能は?

現行のミニクーパーには、エンジンの代わりにモーターで走る電気自動車(E・SE・JCW E)もあります。数字はガソリン車と同じ公式主要諸元から並べます。

グレード最高出力最大トルク車両重量0-100km/h
E184PS290Nm1,560kg7.3秒
SE218PS330Nm1,640kg6.7秒
JCW E258PS350Nm1,660kg公式リリースで未確認

0-100km/h加速は、2024年3月1日の公式リリースに載っているEとSEの値です。ガソリン車の加速タイムは日本の公式資料で確かめられなかったので、この記事では出しません。

モーターは、踏んだ瞬間から最大に近い力が出るのが特徴です。数字以上に出足が鋭く感じるという声もあります。

EVの走りで知っておきたいこと
  • ガソリン車より200kg以上重い
  • 変速が無く、加速がなめらかにつながる
  • 音と振動が少ない
  • 急速充電はCHAdeMO方式

EVの航続距離や充電、補助金はミニクーパーの電気自動車は買い?でまとめています。

ミニクーパーは速い?スポーツカーと言える?

『ミニクーパーってスポーツカーなの?』と聞かれることがあります。公式の位置づけは「プレミアム・スモール・コンパクト」のハッチバックで、スポーツカーとしては売られていません。

ただ、小さくて軽い車に力のあるエンジンを積んでいるので、走りを楽しめる車として選ばれてきました。速さを数字で見るなら、車の重さと馬力の関係が分かりやすいです。

グレード(3ドア)車両重量最高出力1PSあたりの重さ
C1,280kg156PS約8.2kg
S1,320kg204PS約6.5kg
JCW1,350kg231PS約5.8kg
E1,560kg184PS約8.5kg
SE1,640kg218PS約7.5kg
JCW E1,660kg258PS約6.4kg

1PSあたりの重さは、カタログ値から計算した参考値です。数字が小さいほど、同じ重さを強い力で動かせます。

この表で見ると、走りを重視するならSかJCW、ガソリンで最も鋭いのはJCWです。Cも1PSあたり8kg台なので、街乗りで力不足を感じにくい部類に入ります。

ミニクーパーのグレード別パワーウェイトレシオの図解

SとCの差はミニクーパーSはどんなモデル?で、価格も含めて比べています。

最高速度はどれくらい出る?

「ミニクーパー 最高速度」も気になるところですよね。ただ、日本の公式価格表・主要諸元からは最高速度の数字を確かめられませんでした。

確かめられない数字は書かない方針なので、この記事では最高速度を出しません。そもそも日本の公道では法定速度が上限なので、実際に使う場面はほとんど無いはずです。

速度より大事なこと

ミニクーパーは全車に衝突回避・被害軽減ブレーキやクルーズ・コントロールが付いています。速さを楽しむ時ほど、こうした装備に頼り切らず、安全な速度で走りましょう。

高速道路での乗りやすさは、最高速度よりも合流や追い越しの余裕で決まります。その意味では、トルクの大きいSやJCWのほうが、高速での気持ちよさは上です。

例えば、こんな場面を想像してみてください。

「高速の合流で、もう少し力がほしい時があるんです」
「それならSかJCWですね。トルクがCより70Nm以上大きいので」

運転しやすさや高速での安定感は、ミニクーパーは運転しやすい?でまとめています。

旧型のエンジンとはどう違う?

中古で旧型を探している方は、エンジンの違いも気になりますよね。旧F56世代には、ONE・Cooper・Cooper S・JCWに加えて、ディーゼルのCooper DとCooper SD、6速MTもありました。

現行はディーゼルとMTが無く、ガソリンは全車7速DCT・前輪駆動・ハイオク指定です。燃料タンクは44Lです。

『旧型のほうがエンジンの選択肢が多くて楽しそう』と感じる方もいるはずです。ただ、旧型は年数がたっているぶん、整備の記録や消耗品の交換歴をよく見て選ぶことが大切になります。

現行(F66・F65)
  • ガソリンは1.5L 3気筒と2.0L 4気筒の2種類
  • 全車7速DCT
  • EV(E・SE・JCW E)がある
旧F56世代
  • ONE・Cooper・Cooper Sなど名前が違う
  • ディーゼル(Cooper D・SD)があった
  • 6速MTが選べた

旧型のエンジンは年式やグレードで細かく違うので、中古で選ぶ時は車検証の型式とカタログを照らし合わせてください。ディーゼルの中古についてはミニクーパーのディーゼルはもう無い?で詳しく書いています。

グレード全体の並びはミニクーパーのグレード・モデル一覧、新車の値引きの考え方はミニクーパーの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。

よくある質問

ミニクーパーの排気量は何ccですか?

現行のC SELECTとCは1,498cc、SとJCWは1,998ccです。どちらもターボ付きのガソリンエンジンです。

ミニクーパーは何馬力ですか?

Cは156PS、Sは204PS、JCWは231PSです。電気自動車はEが184PS、SEが218PS、JCW Eが258PSです。

ミニクーパーはターボ車ですか?

はい、現行のガソリン車はC SELECTからJCWまですべてターボエンジンです。

ミニクーパーの最高速度は?

日本の公式価格表・主要諸元では確かめられなかったため、この記事では数字を出していません。

ミニクーパーのエンジンはハイオク指定ですか?

はい、現行のガソリン車はC SELECTからJCWまで無鉛プレミアム(ハイオク)指定です。燃料タンクは44Lです。

まとめ

この記事の要点
  • 現行のミニクーパーは全車ターボで、Cは1,498cc、SとJCWは1,998cc
  • 馬力はC 156PS、S 204PS、JCW 231PS
  • どのグレードも1,500rpm前後から最大トルクが出る
  • EVはE 184PS、SE 218PS、JCW E 258PS
  • 最高速度は公式資料で確かめられず、この記事では出していない
MINI買いたいドットコム

MINI買いたいドットコム 編集部

MINIの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次