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ミニクーパーが気になっているけれど、『後ろの席、狭すぎない?』と心配になりますよね。家族や友達を乗せる予定があるなら、なおさらです。
結論から言うと、3ドアの後部座席は「短い距離なら大人も座れる補助的な席」で、人をよく乗せるなら5ドアが向いています。この記事を読めば、3ドアと5ドアでどれだけ違うかを数字で判断できます。
ミニクーパーの後部座席は何人乗れる?
まず定員です。現行の第4世代(3ドアF66・5ドアF65・EVのJ01)で、公式主要諸元の乗車定員は次のとおりです。
| モデル | 乗車定員 | 後部座席の人数 |
|---|---|---|
| 3ドア ガソリン(C SELECT/C/S/JCW) | 4名 | 2人 |
| 3ドア 電気自動車(E/SE/JCW E) | 4名 | 2人 |
| 5ドア(C SELECT/C/S) | 5名 | 3人 |
3ドアは後ろに2人まで、5ドアは3人まで座れます。ここは意外と知られていないポイントなんです。
3ドアは4人乗りで、後部座席は2人用です。5人で出かけることがあるなら、選べるのは5ドアだけです。電気自動車は3ドアしかないので、EVも4人乗りになります。
『5人乗りの3ドアはないの?』と聞かれることがありますが、現行の3ドアは全グレード4名です。5ドアにはJCWと電気自動車がない点も合わせて覚えておきましょう。
3ドアと5ドアの選び方全体はミニクーパー3ドアと5ドアの違いで詳しく比べています。
3ドアと5ドアで後ろの広さはどれくらい違う?
後部座席の広さに一番効くのは、前輪と後輪の間の長さ(ホイールベース)です。公式主要諸元のカタログ値を並べます。
| 項目(カタログ値) | 3ドア ガソリン | 5ドア | 3ドア EV |
|---|---|---|---|
| 全長 | 3,875mm | 4,035mm | 3,860mm |
| 全幅 | 1,745mm | 1,745mm | 1,755mm |
| 全高 | 1,455mm | 1,470mm | 1,460mm |
| ホイールベース | 2,495mm | 2,565mm | 2,525mm |
| トランク容量 | 210L | 275L | 210L |
| 乗車定員 | 4名 | 5名 | 4名 |
5ドアは3ドアよりホイールベースが70mm、全長が160mm長いです。全高も15mm高くなっています。
この70mmが、後ろに座った人の足元と乗り降りのしやすさにつながります。数字にすると小さく見えますが、5ドアは後ろ専用のドアもあるので、乗ってみると差は分かりやすいです。
室内長・室内幅・室内高は、公式価格表に記載がなく、この記事では確かめきれていません。後ろの広さを確かめるなら、ショールームで実際に座ってみるのが一番確実です。

例えばこんな場面を思い浮かべてみてください。
「後ろ、膝が前の席に当たりそう」
「じゃあ前の人、少しだけ前に出すね」
3ドアでは、前の席の位置を少し調整して後ろの足元を作る、ということがよくあります。5ドアなら、この譲り合いがぐっと減ります。
後ろ姿も3ドアと5ドアで少し違う
後部座席の広さは、車の後ろ姿にも表れます。5ドアは全長が160mm長いぶん、横から見た時に後ろ側が少し伸びた形になります。
『見た目は3ドアのほうが好き』という声もよく聞きます。ころんとした短いシルエットは3ドアならではなので、見た目と広さのどちらを優先するかで決めるのもいいですよ。
テールランプやルーフ色の組み合わせで後ろ姿の印象も変わります。詳しくはミニクーパーのルーフ色とテールランプで書いています。
どんな人に3ドア、どんな人に5ドア?
ここまでの数字をもとに、後部座席の使い方で向き不向きをまとめます。

| 後ろの席の使い方 | 向いているボディ | 理由 |
|---|---|---|
| ほとんど人を乗せない | 3ドア | 後ろは荷物置きとして使える |
| 月に数回、大人を短い距離乗せる | 3ドアでも可 | 乗り降りの手間を許せるなら十分 |
| 毎週のように大人2人を乗せる | 5ドア | 足元と乗り降りに余裕がある |
| 5人で出かけることがある | 5ドア | 3ドアは4人乗り |
| チャイルドシートを使う | 5ドア | 後ろのドアから乗せ降ろしできる |
価格は5ドアのほうが高く、C SELECT同士で120,000円の差です(3ドア 3,650,000円/5ドア 3,770,000円・メーカー希望小売価格・消費税込)。この差で後ろのドアと定員1名分が増える、と考えると比べやすいですよ。
電気自動車(EV)の後部座席は?
電気自動車のMINI COOPER E・SEは3ドアだけで、乗車定員は4名です。ホイールベースは2,525mmで、ガソリンの3ドア(2,495mm)より30mm長くなっています。
ただ、5ドアの2,565mmには届きません。『EVで後ろに人をよく乗せたい』という方は、試乗の時に後ろの席にも座ってみてください。
荷室は通常時210Lでガソリンの3ドアと同じですが、後席を倒すと800Lになります(カタログ値)。
後部座席の座り心地と「狭い」と言われる理由
『ミニクーパーは狭い』という声は、たしかによく聞きますよね。ただ、狭さを感じる場所は人によって違います。
よく言われるのは、足元・頭上・乗り降りの3つです。どれが一番気になるかで、3ドアで十分か5ドアにすべきかが変わります。
- 足元:前の席を後ろに下げると、膝まわりが窮屈になりやすい
- 頭上:背の高い人は天井との間に余裕が少なく感じることがある
- 乗り降り:3ドアは前の席を倒して入るので手間がかかる
- 横幅:5ドアの3人がけは大人3人だと肩が触れやすい
頭上の余裕に関わる全高は、3ドアが1,455mm、5ドアが1,470mmです(カタログ値)。15mmの差なので、背の高い方は数字よりも実際に座った感覚で確かめるのがいいですよ。
全幅は1,745mm(EVは1,755mm)で、5ナンバー枠を超える3ナンバーです。それでも車体自体がコンパクトなので、後ろに大人3人は窮屈に感じる人が多いはずです。
座り心地そのものは、短い距離なら気にならないけれど長時間だと疲れやすい、という声があります。2時間以上のドライブなら、途中で休憩をはさむと後ろの人も楽になります。
『子どもを乗せる用途ならどう?』という方もいますよね。チャイルドシートを付けるなら、ドアの多い5ドアのほうが乗せ降ろしが楽です。詳しくはミニクーパーのシートアレンジとチャイルドシートで書いています。
3ドアの後部座席への乗り降りのコツ
3ドアは後ろ専用のドアがないので、前の席を動かして乗り込みます。最初は戸惑いますが、慣れれば流れで動かせます。
- 前のドアを大きく開ける
- 前席の背もたれのレバーを引いて、背もたれを前に倒す
- シートが前にスライドしたら、足から先に入って座る
- 降りる時も同じ手順で前席を倒して出る
- 前の人が座る前に、背もたれを元の位置まで戻す
レバーの位置や動き方はグレードやシートの種類で違う場合があります。電動シートの場合も含めて、納車の時に一度試しておくと安心です。
駐車場で隣の車との間が狭いと、3ドアの長いドアを大きく開けられず、後ろに乗るのがかなり大変になります。後ろに人を乗せる時は、広い場所で乗り降りしてから駐車するとスムーズです。
5ドアの乗り降りはここが楽
5ドアは後ろ専用のドアがあるので、前の席を動かさずに乗り降りできます。前に座っている人が降りなくていいのは、思った以上に楽なんです。
例えば、雨の日に子どもを後ろに乗せる場面です。3ドアだと前席を倒している間に濡れてしまいますが、5ドアならさっと乗せられます。
ヘッドレストと背もたれの倒し方
ここからは、後部座席の使い方でよく聞かれる2つを見ていきます。
まずヘッドレストです。後ろの席のヘッドレストは、後方の見え方にも関係します。誰も乗せていない時に、後ろの視界をすっきりさせたいと感じる方も多いはずです。
ヘッドレストの高さ調整や取り外しは、根元のボタンを押しながら動かすのが一般的な方法です。ただ、人が座る時は頭の高さに合わせて戻しておきましょう。
ヘッドレストは、後ろから追突された時に首を守るための大事な部品です。外した状態で人を乗せるのはやめておきましょう。外したヘッドレストは、トランクの中など転がらない場所にしまっておくと安心です。
次に背もたれの倒し方です。背もたれを倒すと、荷室が大きく広がります。
| モデル(カタログ値) | 通常のトランク容量 | 後席を倒した時 |
|---|---|---|
| 3ドア ガソリン | 210L | 725L |
| 3ドア EV | 210L | 800L |
| 5ドア | 275L | 925L |
- 後ろの席に荷物や人がいないことを確かめる
- ヘッドレストがぶつかる場合は一番下まで下げる
- 背もたれのロックを外すレバーを引く
- 背もたれを前に倒す
- 戻す時は、カチッと固定されるまでしっかり起こす
レバーの位置はモデルで違う場合があるので、取扱説明書で確かめてみてください。戻した時に固定されていないと、急ブレーキで荷物が前に飛んでくることがあります。
荷物がどれくらい載るかはミニクーパーの荷室の広さで詳しく見ています。
後ろの席を快適にする小さな工夫
後部座席は、ちょっとした工夫で過ごしやすさが変わります。
夏の後ろの席は、日差しで暑くなりやすいですよね。サイドの窓にサンシェードを付けたり、プライバシー・ガラスを選んだりすると楽になります。プライバシー・ガラスはMパッケージ(267,000円・3ドア公式価格表)に含まれています。
日除けの選び方はミニクーパーのサンシェード・カーテンの選び方にまとめています。
- 窓の日除けで日差しと暑さを和らげる
- 前席の位置を出発前に後ろの人と相談して決める
- 長距離は1〜2時間ごとに休憩をはさむ
- 足元に荷物を置かず、トランクにまとめる
スマホの充電や音楽の操作は前席の画面に集まっています。ナビや接続の使い方はミニクーパーの円形ディスプレイとナビの使い方で書いています。
内装全体のグレード差は、ピラー記事のミニクーパーの内装をグレード別に解説で見られます。3ドアと5ドアで迷って価格も気になるなら、ミニクーパーの値引き相場と交渉の順番も合わせて読んでみてください。
よくある質問
ミニクーパーの後部座席は何人乗れますか?
現行モデルは3ドア(ガソリン・EVとも)が4人乗りで後ろは2人、5ドアは5人乗りで後ろは3人です。
ミニクーパーの後部座席は大人でも座れますか?
座れますが、3ドアは短い距離向けと考えておくと安心です。大人をよく乗せるなら、ホイールベースが70mm長い5ドアが向いています。
3ドアの後部座席にはどうやって乗りますか?
前席の背もたれのレバーを引いて背もたれを前に倒し、シートを前に出してから乗り込みます。降りる時も同じ手順です。
後部座席の背もたれは倒せますか?
倒せます。倒すとトランク容量は3ドアのガソリン車で210Lから725L、5ドアで275Lから925Lに広がります(カタログ値)。
ミニクーパーの室内寸法は?
室内長・室内幅・室内高は公式価格表に記載がなく、この記事では確かめきれていません。ショールームで実際に座って確かめるのがおすすめです。
まとめ
- 3ドアは4人乗りで後ろは2人、5ドアは5人乗りで後ろは3人
- 5ドアはホイールベースが70mm、全長が160mm長く、後ろの足元に余裕がある
- 3ドアは前席を倒して乗り込むので、乗り降りに手間がかかる
- 後席を倒すとトランクは3ドア725L・5ドア925Lまで広がる
- 人をよく乗せるなら5ドア、たまにならば3ドアでも足りる





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